新着記事 / NEWSフィリピン共和国/パリンピノン地熱発電所における発電システム能力改善案件の二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業への採択について

2025年12月10日

伊藤忠プランテック株式会社(以下「当社」)は、環境省とその執行団体である公益財団法人地球環境センターが実施する令和7年度「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)資金支援事業のうち設備補助事業※1」に、代表事業者としてフィリピン共和国のネグロス島における「パリンピノン地熱発電所における発電システム能力改善」案件を応募し、当社として初めて採択されました。

本プロジェクトは、世界最大規模の地熱発電容量を誇るEnergy Development Corporationの傘下会社Green Core Geothermal Inc. がフィリピン共和国ネグロス島にて40年以上運転し続けていたパリンピノン第一地熱発電所の蒸気タービン2基の更新案件であり、当社による関連機器の供給を通し、発電容量は2基合計75MWから84MWへ向上し、年間約37,000t CO2の温室効果ガス(GHG)排出削減を見込みます。地熱発電は地熱蒸気を利用して発電を行う再生可能エネルギーであり、化石燃料由来のグリッド電力を代替しGHG排出量削減に寄与します。また、気象条件に左右されず24時間安定的な運転が可能なベースロード電源としての特性を備え、同国の電力安定供給に資することも特徴です。

引続き当社は地球規模の社会課題の解決および脱炭素社会の実現に向け取り組み、SDGs(持続可能な開発目標)の積極推進と共に、低炭素社会インフラの基盤構築に貢献してまいります。

なお本件に係る環境省や公益財団法人地球環境センターのプレスリリースは以下リンクから参照頂けます。

※1:二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業では、パートナー国において優れた脱炭素技術等を活用して温室効果ガス(GHG)の排出量を削減し、GHG排出削減効果の測定・報告・検証を行い、JCMクレジットを発行し、日本の温室効果ガス排出削減目標の達成に活用することを目指します。尚、本事業はフィリピン政府と日本政府の協力の下で実施されています。

Green Core Geothermal Inc.社が運営するパリンピノン第一地熱発電所

Green Core Geothermal Inc.社が運営するパリンピノン第一地熱発電所(写真提供: Energy Development Corporation)